
先週の日本滞在では、たった一週間だったにも関わらず、沢山の新しい方々と知り合うことができました。今回は実家だけでなく、古民家風農家「半兵衛」をお借りして住んでみたことがきっかけ。
その農家を運営しているのが、チーム半兵衛という70代前半の、地元のために何かをしたい!というシニア達、その半兵衛をなんとか地域起こしに活用できないかと考えているNPOの方々、地域おこし協力隊の方々、そして、どんぐりの糸山先生と金森先生。
みんな自分のことじゃなくて、地域のこと、こどもたちこと、次世代のこと、こういうことを考えている人たち。これは正に、今の知識詰め込み主義、勝ち負け主義、今がよければいいというような自分勝手な逃げ切り主義とは真逆の考えの人たち。
日本に旅立つ前に、日本の神話のこと、神道仏教の精神など、日本人の心の根底に流れる共通の考え方について考える機会があり、今回の帰省では、子供たちの為にまた沢山の本を購入しました。その中の一つ、「ブッダがせんせい」。これがなかなか秀逸で、自分にとっても気づかせてくれたり、思い出させてくれることが沢山書かれている。
日本語や文化を継承する・・・・海外で子供に伝えたいことって、大人の自己満足を満たすような表面上の伝統行事の上なぞりじゃなくて、日本語のほかにはこういう日本人の心の底に流れる精神や考え方を伝えることじゃないかと気づいてきました。そうすることで、おのずと伝統行事にも繋がっていく。子供の心に寄り添い、心からの日本語での言葉かけで、じっくり、ゆっくり、丁寧に。
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